3G、4G、LTE、Wimaxって何?

3G 4G LTE

スマートフォンなどでの写真や動画サービスの大容量なやりとりが年々増え、
より高速な通信規格がユーザーに求められて、
モバイル通信の規格は日進月歩で進化しています。
その中で、3G、4G、LTEなど、いろいろな言葉が出てきました。

まず、これらはモバイル通信の規格について表しています。
そして、Gはジェネレーション(世代)の略です。

ユーザーのニーズを満たすために日々進化するモバイル通信

モバイル通信の規格は、これまで、1G、2G、3G、4Gときています。
新しくなるほどに数字があがっていきます。
iPhone4、iPhone5、iPhone6のような感じで進化しています。

iPhoneと違うのは、iPhone6といえばiPhoneだけのことを指しますが、
4Gといった場合には第四世代の通信規格すべてを表します。
4Gとは第四世代の通信規格の総称なのです。
後述しますが、LTEもWiMAXも、4Gの一種です。

当然ながら3Gよりも4Gの方が、通信速度が速く安定しています。
なので、4Gで通信できるモバイルwifiはありがたいのです。
カバーエリアはもともとあった3Gの方が広かったのですが、
各社とも4G接続できるエリアを同じように拡大しています。
例えば、Y!mobileの4Gエリアは人口カバー率99%(2017年2月時点)です。

LTEやWimaxは4Gの一種としてくくられることとなった

ではLTEって何でしょう?
LTEは「3.9G」で、3G〜4Gの間の存在でした。
しかし世界的にLTEのことを4Gと呼ぶところが増えてきて、
国際電気通信連合が4Gを名乗っていいと認めたので、
今では4Gの一種としてとらえられています。

Wimaxも同じように3.9Gで、
いまでは4Gの一種のようにとらえられています。

LTEとWiMAXとの違いを比較

では、LTEとWiMAXの違いは何かというと、
ネットワークの周波数帯、通信サービスのあり方が大きく違います。

LTEの周波数は1.7GHz
WiMAXの周波数は2.5GHz

これによって何が違うかというと、
屋内での通信に差が出ます。
周波数帯の低いLTEの方が電波がまわりこみやすく、屋内に強くなっています。
詳しくはモバイルwifiの電波について参考にしてみてください。 >> モバイルwifiの電波について

また、LTEでは音声通話もできますが、
WiMAXはデータ通信のみに特化した通信サービスとなっています。
なので、通話に電波を使っていない分WiMAXは速度制限がないのです。

人口カバー率にも多少の違いがありますが、
そこまで気にするほどではありません。

Y!mobile Wimax 比較